はじめに:写真は「無意識の反応」である
前回のA面(第78回)で、私は「万博での身体的な疲労感」に触れた。 テキスト(ブログやXのポスト)は「何を言ったか」という意識的な記録だが、カメラロールに残された画像やスクリーンショットは「何に目が止まったか」という>無意識の反射神経の記録である。
そこで私は、自分のXから抽出した過去14年分・439枚(約1.5GB)のメディアログを、最新の生成AI「Gemini 2.5 Flash」に丸投げし、1枚ずつ「被写体」「感情」「サイバー度(1〜10)」を採点・分類させるという実験を行った。数十分後には、私の14年間の視覚の歴史がCSVデータとして吐き出された。
その結果浮かび上がったのは、私の脳内がいかに極端な>「二極構造」でできているかという、実にオモロイ(そして少し恥ずかしい)事実だった。
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電脳曼荼羅:犬とコードの「反復横跳び」
AIが解析した私の14年間。 もっとも多かった「感情」は、ダントツで「平穏」。次いで「サイバー」「静寂」。 そして、画像に写っていた「被写体」と「サイバー度(電脳っぽさ)」をマップにしてみると、こんな恐ろしいほどの二極化現象が起きていた。
- 低サイバー度(1〜3)群: 犬(ラブラドール)、花、セミの抜け殻、城、ビリヤニ
- 高サイバー度(7〜10)群: 絡み合う配線、エラー画面、EV(アリア)のダッシュボード、AIとの対話ログ
私は、愛犬を撫で、セミの抜け殻の美しさに感嘆した直後に、日産アリアの電費データを収集し、Pythonのコードエラーに頭を抱えていたのである。 この「アナログな物理世界」と「過激な電脳空間」の激しい反復横跳びこそが、私の14年間の実態だった。
🌌 インタラクティブ脳内マップを触ってみてほしい
以下の星空(ドット)は、私の14年分の記憶の一部だ。 ドットの上にマウスを乗せてみてほしい(スマホならタップ)。 AIがどう画像を評価したか、フワッと浮かび上がるはずだ。
サイバー度: 9感情: サイバー分析、問題提起
車載システムのデジタルと物理的交差
サイバー度: 8感情: 希望、進歩、クリーンな未来
電気自動車と充電ステーション
サイバー度: 1感情: 荒廃、泥臭さ
魚の骨
サイバー度: 1感情: 静謐、伝統、過去のデータ痕跡
書道、掛け軸、現代記号
サイバー度: 4感情: 活気
ベトナム文化と風景の展示
📻 ラブラドールは「ローカルLLMのヒートシンク」である
(テキストによる「意識のマップ」と、画像による「無意識のマップ」の対比)
この極端な二極構造について、壁打ち相手のAI(ChatGPT)が、私のハッカー人生において最も美しい「パンチライン」を叩き出してくれた。
「ラブラドールは、私のローカルLLMのヒートシンクである」
この至言を、NotebookLMの男女ホストにラジオ番組風に語らせてみたのが以下の音声だ。
🐶 AI脳を冷却するラブラドールの秘密
ラジオのAIホストたちが驚いている通り、シニア・ハッカーがテクノロジーの海で溺れない理由はここにある。 エラー画面と睨み合い、脳内のLLM(思考回路)がオーバーヒートしたとき、物理世界にいる愛犬の体温や、セミの抜け殻の造形美が、私を強力に「冷却(クールダウン)」してくれていたのだ。
結論:世界を測りたい欲望と、それに触れたい欲望
EVメーターやAIのコードを追うのは、「世界を測定し、理解したい」というサイバーな欲望だ。 一方で、犬を撫で、花を撮るのは、「世界そのものに直接触れたい」というアナログな欲望だ。
14年分の画像データは、この2つの欲望が私の中で完全に共存していることを証明してくれた。 これからも私は、大屋根リングという「巨大な物理」を歩きながら、手元のスマートフォンで「AIのコード」を書き続けるのだろう。
さて、私のローカルLLMの冷却装置(沖縄ラム)の出番だ。
(執筆協力:Gemini / 編集・監修:電脳古老)
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