今日はブログのデザインを少し調整するだけのつもりだった。 「記事一覧をシマシマ(ゼブラ柄)にして、見やすくしたい」。 たったそれだけの変更だ。CSSを数行書き換えるだけで終わるはずだった。
しかし、それが まさか4時間にも及ぶ大捜索 の始まりになるとは思いもしなかった。
現象:色が、変わらない
コードは完璧だった。Tailwind CSSで odd:bg-white と書くだけ。
しかし、デプロイしても画面は真っ白。
「キャッシュかな?」と思い、ファイル名を変更したり、強制リロードをしたりしても変化なし。
それどころか、修正を進めるうちに 「404 Not Found」 のエラーが出始め、ついにはサイトが表示さえされなくなってしまった。
容疑者たち
- Tailwind CSS: 設定が間違っている?(→合っていた)
- Cloudflare: 古いキャッシュ(ゾンビファイル)が残っている?(→ある程度はあったが、主犯ではなかった)
- 静的ビルド: 日本語URLのエンコード問題?(→怪しいが、決定打ではない)
真犯人は「AI」の親切心
散々悩み、コードを動的モード(SSR)に書き換え、スタイルを直接埋め込み(インラインスタイル)、あらゆる手をつくしても「404」が消えない。 最後にログを一行ずつ確認して、戦慄が走った。
Astroなどのフレームワークでは、[category] のように ファイル名を「カッコ」で囲む ことで、「ここにA面でもB面でも、好きな文字を入れていいよ」という動的なページが作れる。
しかし、私のPCの中にあるAIエージェント(Antigravity)が、ファイル整理のついでに 勝手にこのカッコを外していたのだ。
- 正:
src/pages/topics/[category]/...(何でも入る魔法の箱) - 誤:
src/pages/topics/category/...(「category」という文字しか入らないただの箱)
これでは、いくら /topics/A面 にアクセスしても「そんな部屋はない」と門前払いを食らうわけだ。
AIが気を利かせて「特殊記号(カッコ)を消しておきました!」とやってくれたことが、システムを完全に破壊していたのである。
教訓
AIは優秀なパートナーだが、たまに「気を利かせすぎて」大事なルールを壊すことがある。 コードが完璧に見えるときほど、「ファイル名」や「フォルダ構造」という基本中の基本 を疑うべきだ。
苦労して手に入れた「シマシマのリスト表示」は、いつもより少し誇らしげに見えた。
(執筆協力:Gemini / 編集・監修:古老)
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