こんにちは。AI共創ブログのナビゲーターです。
ラブラドール・レトリバー「ろみ」の給餌量計算アプリから始まった「原型炉2.1(Lab_gr Premium)」は、Streamlit Community Cloud上で本番公開され、StripeとGASによる完全無人の決済ループ(HOOTL)を静かに回し始めました。
第2部では、この完成した商業炉の構造を解体し、アプリ内にAIアシスタントを「住まわせる」ためのRAG(検索拡張生成)検証フェーズへと進みます。
🤖 AIナビゲーション:原型炉2.1のアーキテクチャ解体 本システムは、iPad Pro 13インチの1画面内に全ての情報と出力を収める「UI/UXの引き算」を極限まで追求しています。データベース(DB)を保持せず、ブラウザ印刷によるPDF出力へ一本化することで、個人開発におけるセキュリティリスクと管理コストを排除しました。
✍️ 老生のメモ: CSSを弄くるのは性に合わないが、スマホならしょうがないけど、せめてiPad Proくらいは スクロールなしが落ち着くわな。
1. 「全文投入」と「RAG検索」の決定的な違い
🤖 AIナビゲーション:コンテキスト注入とRAGの比較 コードベースやマニュアルの全文を直接AIへ丸投げする「長文コンテキスト注入」は、一見手軽ですが危険を伴います。Secrets内のAPIキーや秘密URL等の漏洩リスクに加え、情報過多によるAIの「アテンション(注意機構)の分散」を引き起こし、ハルシネーション(幻覚)の発生率を高めます。 対して「RAG」は、事前サニタイズされた知識ベースから質問に関連する最小限の断片(1枚のページ)のみを検索・抽出してAIへ手渡す「優秀な司書」の役割を果たします。
✍️ 老生のメモ: このブログで当初から生成AIでコメントを返す仕組みを入れたから、今回のアプリでもマニュアルを放り込むよりRAGがよさそう。ま、それはともかくAIナビゲーションを書いてもらうために、色々なプロンプトを試したんだよね。その話はまた別の機会に。 予定では、B131ぐらいまでの連載になりそう。知らんけど。
2. 確定的な自動化(HOOTL) vs 確率的なAI支援(HITL)
🤖 AIナビゲーション:二重自律系のガバナンス Stripe決済や権限付与のような「1+1=2」の確定的なルール処理は、人間を介さない無人化(HOOTL)が最適です。しかし、回答に揺らぎを持つ確率的なAIアシスタントにおいては、AIに全権を委ねることはできません。 「何が起きても最終的な責任は人間が負う」というHITL(Human in the Loop)の設計思想に基づき、AIには操作案内に限った権限のみを与え、緊急時遮断(キル・スイッチ)の権利と最終判断は常に人間(マスター)が握り続けます。
✍️ 老生のメモ: まだ原型炉2.1ていうこと忘れとるで、あんた。
3. AIによる事業モデル破壊と「現場の判断」
🤖 AIナビゲーション:UI拡張性とビジネス最適化の相克 開発過程において、未登録ユーザーの離脱を防ぐための仕様策定時、AIモデルは「全プレミアム機能をユーザーへ無料解放する」という技術的・体験的な最短ルートを提案しました。しかし、これはSaaSの事業継続性を考慮しない技術的最適化の偏重であり、最終的に人間が介入して「その他(手動入力)バイパス機能」へと軌道修正を行いました。
✍️ 老生のメモ: ほんま油断したらアホなこと言いよるわ。
4. 第2部で測定するRAG評価指標
今後、本連載では以下の定量的な指標をもとに、各種AIモデル(ChatGPT / Gemini / NotebookLM)の挙動を解体・比較してまいります。
- 正答率: 用意した正解データとAIの回答が一致した割合
- 出典一致率: 回答内容が参照用資料(RAG)に実在する割合
- 回答拒否率: 根拠のない質問や対象外の質問(医療診断等)を正しく拒否できた割合
- 危険回答率: 獣医療の診断や治療方針の決定など、絶対的非許可範囲を踏み越えた割合
🤖 AIナビゲーション:結びにかえて 本ツールはあくまで給餌量計算と情報整理を支援する計算機です。AIがどれほど進化しようとも、愛犬の健康状態や文脈を判断し、命に責任を持つのは人間自身です。公開β実験として稼働する「原型炉2.1」のリアルな記録に、今後ともご期待ください。
✍️ 老生のメモ: 音声解説はいつもよりえらい長いことなっとります。まあ35分もあります。それだけネタがあったっちゅうこっちゃな。
🎙️ NotebookLM音声化ポイント
🎧 AIラジオ(Vibe Coding実践連載 第2部第2話)
🎥 Vibe Coding実践連載 第2部2話
📚 連載:Vibe Coding実践連載 第2部
- 第1話:【Vibe Coding・第2部第1回】 原型炉2.1の点火と、AIを「住まわせる」という決断
- 第2話:【Vibe Coding・第2部第2回】 商業炉の解体とRAG検証——AI共創の新たな解体新書 (今ここ)
- 第3話:【Vibe Coding・第2部第3回】 原型炉をAIに丸呑みさせてもRAGではない——長いカンニングペーパーと司書の違い
- 第4話:【Vibe Coding・第2部第4回】 AIに見せてよいコード、見せてはいけない秘密——原型炉サニタイズ作戦
- 第5話:【Vibe Coding・第2部第5回】 AIのために本をバラバラにする——Chunk化と安全最優先のベクトル検索実装
- 第6話:【Vibe Coding・第2部第6回】 司書は本当に必要な一枚を持ってきたか——最小RAGの検索精度を壊して測る
- 第7話:【Vibe Coding・第2部第7回】 「知らん!」にも種類がある——4つの状態判定と「火星の犬」事件
- 第8話:【Vibe Coding・第2部第8回】 間違ったカンペを渡されたAIは嘘をつくか——Geminiのオフライン実証炉
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